「写ルンです」使い方、スマホ転送、現像方法を紹介

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「写ルンです」とは

「写ルンです」とは、富士フィルムが製造しているコンパクトフィルムカメラ(使い捨てフィルムカメラ)です。1968年に誕生した写ルンですが、ここ数年で再び注目され、愛用者が増えています。

 緑に黒ベースの「シンプル エース」と水中撮影用の「ニュー ウォータープルーフ」の2種類があります。

今回は「シンプル エース」を使用して撮影を行いました。価格は約1000円~1500円です。

 デジタルカメラが主流の今、「写ルンです」が人気になる理由は、撮る手間を楽しむ人が増えたからだと感じます。「写ルンです」は、

  • 手軽にエモい写真が撮れる
  • 枚数に限りがあるため、撮る瞬間を選ぶ楽しさがある
  • 一度きりの撮影
  • 仕上がりを後で見る楽しみがある

という特徴があります。  

 デジタルカメラは撮影したすぐ後にディスプレイを見て仕上がりが確認でき、SDカードに直接記録するため、データ化という手間もありません。

 一方、「写ルンです」は撮影してから写真を見るまでの手間がかかります。しかし、その手間こそが「写ルンです」の魅力だと感じています。

「写ルンです」使い方

使い方は非常にシンプルです。

  1. 右上のダイヤルをカチッと音が鳴るまで回す
  2. 覗き穴を覗く※このとき、レンズに手が掛からないようにすること。
  3. 右上の黒いボタンを押す
  4. 完了

 フラッシュを焚きたいとき

 フラッシュするときは、カメラのレンズがある面のスイッチを「入」側に切り替えると、シャッターボタンを押したときにフラッシュをたくことが出来ます。

 カメラの上面に赤いランプが点いているときは、フラッシュが焚けるときです。

 フラッシュをたくときは、そこがフラッシュをたいて良い場所か確認すると良いです。お店や美術館など、フラッシュNGの場所であることがあります。

27枚使い切ったら

 27枚使い切ったら、現像してもらうためにお店に行きましょう。

 カメラの上面に撮影できる残り枚数が表示されます。これが0になったら使い切ったということです。

 ここで注意なのが、絶対に中身を空けようとしないことです。
現像技術を持たない方は、この「写ルンです」ごとお店の人に渡せば、あとはお店の人が処理して下さいます。もし、開けてしまった場合はフィルムの劣化などに繋がります。

「写ルンです」現像・データ化(スマホ転送)の仕方

 デジタルカメラやスマホ撮影と違って、写ルンですはフィルムカメラなので、InstagramやTwitterなどのSNSに撮った写真を載せたいとき、現像・データ化という2ステップが必要になります。(もちろんプリントアウトも出来ます)

 これらは特別な道具や技術を持っていないと現像(ネガフィルム化)はできないため、一般的にはお店に現像・データ化を頼むことになります。

 お店によっては現像をどのような雰囲気にしたいか聞いてくれたり、選択できるところもあります。お気に入りのお店を見つけられると良いです。カメラのキタムラだと最短約1時間で現像・データ化・プリントアウトして貰えます。

手順のフローチャート

現像のみの場合

 現像したネガフィルムのみが欲しい場合です。おおよそ800円くらいで現像してくれるお店が多いです。

現像+データ化(スマホ転送)の場合

 多くの人はこの場合だと思います。
 SNSに「写ルンです」で撮った写真を載せたいとき、現像とデータ化をカメラ屋さんにお願いします。

 現像とデータ化で合わせて約1500円で行ってくれるところが多いです。データはCDもしくはスマホに転送して貰えます。

現像+データ化(スマホ転送)+プリントアウトの場合

 「写ルンです」で撮影した写真をプリントアウトもしたい場合はその旨を店員さんに伝えます。

 Lサイズ1枚あたり約40円~50円でプリントアウトして貰えます。この場合、現像代(+データ化代)にプリント代が上乗せされます。

「写ルンです」撮り方のコツ

 「写ルンです」はその場で完成形を確認できない&枚数に限りがあるので、失敗しないで撮るには少しコツが必要です。

  • 基本、屋外&昼間で撮影すること
  • 屋内での撮影の時は、フラッシュを焚くこと
  • 夜間の撮影には向かないこと

 この上記3点を覚えておけば、失敗がかなり減ると思います。

 「写ルンです」で綺麗に写真を撮りたいときは、晴れの日、明るい曇りの日の屋外撮影がおすすめです

【屋外】晴れの日

晴れの日の江の島。青と赤が良く映えます。

SONY α7iii撮影(写ルンですではありません)

【屋外】曇りの日

曇りの日の新宿御苑での一枚。全体的に白くフェードがかかったような淡い仕上がりとなりました。
ピンクが淡く表現されます。

【屋内】暗すぎた(失敗例)

特別暗いお店ではなかったのですが、辛うじてラーメンとわかる粗く薄暗い写真になってしまいました。失敗です。
薄暗い店内で撮影。フラッシュ無しです。辛うじてパンケーキとわかりますが、これも失敗です。

【屋外】近すぎた(失敗例)

カメラとの距離が1m以内だったので、ソフトクリームがボケてしまいました。ソフトクリームの後ろのアイスコーヒーやカメラの方はくっきりです。

その他作例

遠くの旅客機を撮影。
曇りの日。逆光気味。
曇りの日の屋外。
曇りの日の紫陽花。紫が淡く、少し黄色みがあります。

「写ルンです」基本スペック

 写ルンですの基本スペックを知ってから撮影に臨むと失敗が少なくなると思います。
 知らなくても撮影可能なので、読み飛ばしてもOKです。

 

フィルム ISO400
135フィルム
別名「35mm フィルム

ISOとはフィルムの光感度を表す指標で、ISO400だと屋外の晴れの日、曇りの日が撮影に適しています。

屋内や夜間に撮影すると、ISO感度が足りないため、画像の粗さや暗さが目立ちます。
撮影枚数 27枚 39枚タイプもあるようですが、シンプルエースは主に27枚撮影可能です。
レンズ f=32mm F=10 プラスチックレンズ1枚 スマホカメラとほぼ同じ画角で写真を撮ることが出来ます。ズームはできません。

背景をきちんとくっきり撮れます


プラスチックレンズならではの逆光時のゴースト(光芒)を楽しむこともできます。
シャッタースピード 1/140秒 とても速い被写体(戦闘機、野鳥、動く乗り物、走る子供など)を取らない限り問題なく撮影可能です。手ブレも気にならない程度です。
撮影距離範囲 1m~無限遠 撮影する物と写ルンですが1m以内にあると、ボケます。(作例あり)
フラッシュ 有効撮影距離:1m~3m フラッシュは写ルンですに内臓されています。カメラから1m~3mの距離にある対象物を照らすのに有効です。
電池 単4形 1.5Vアルカリマンガン 乾電池内蔵 写ルンですを使うのに電池を買う必要はありません。そのまま包装から出したら使えます。
寸法 W 108.0× H 54.0× D 34.0mm 片手サイズです。
重量 27枚撮=90g 非常に軽いです。

最後に

 スマホやデジタルカメラの写真撮影が主流となった今、フィルムカメラでの撮影の楽しさが再発見されています。旅行や特別なイベント、普段の日常でさえも「写ルンです」で撮影すれば特別な瞬間になると思います。

 富士フィルムの他にもKodakのFunsaverというコンパクトフィルムカメラもあります。富士フィルムとはまた少し異なる雰囲気の写真を撮ることが出来ます。

 デジタルカメラやスマホカメラに比べて手間はかかりますが、「写真を撮る」という行為を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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